過去の会 【 京都地区 2017年 】

開催日時:2017年12月16日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 坂本 進(聖書研究会・京都集会)

テーマ:モーセの律法とキリストの律法

●互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。 ガラテヤ人への手紙6:2
●神は、「新しい」と言われたことによって、初めの契約を古いとされたのである。 ヘブル人への手紙8:13
●キリストは、すべて信じる者に義を得させるために、律法の終りとなられたのである。 ローマ人への手紙10:4

聖書は律法の書と言われており、旧約聖書だけでなく新約聖書にも多くの「律法」が記されています。そして、日本語の訳語の問題もあり、全体を通してその意味が混乱しています。教会は長年にわたって、モーセの律法を過去のものとして捨ててきました。
今回は「キリストの律法」という真に神が目指す道と、モーセの律法との関係を学んでみたいと思います。ぜひご参加ください。

開催日時:2017年11月25日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 石井田 晶二(シオンとの架け橋)

テーマ:あなたの街でユダヤ人伝道?

主は言われる、見よ、わたしは多くの漁夫を呼んできて、彼らをすなどらせ、また、そののち多くの猟師を呼んできて、もろもろの山、もろもろの丘、および岩の裂け目から彼らをかり出させる。エレミヤ書 16:16

最近日本にやってくる外国人観光客が増え、街中で彼らを見ることが多くなりました。その中に、多くのイスラエル人がいるのをご存知でしょうか。日本国内でユダヤ人に伝道できる可能性が、今大きく広がっているのです。この状況に対応するために、11月13日から15日まで和歌山でLCJE2017東アジア・ユダヤ人伝道カンファレンスが開催されました。イスラエルとアジア、オセアニアの各地でユダヤ人伝道のために活動する人々が集まり、話し合いが行われたのです。今月の聖書に学ぶ会は、この会議の内容をレポートします。あなたもユダヤ人に伝道してみませんか?

開催日時:2017年10月28日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :坂本 進(聖書研究会京都集会)

テーマ:ギリシャ的二元論の原罪とユダヤ的な罪観の違い

すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、…
ローマ人への手紙3:23

キリスト教がユダヤ的理解を排除し続けた結果、両者の対話ができないまま、約2千年が過ぎました。しかし今、メシアニック・ジュー(イエスを信じるユダヤ人)が出現して大きな隔ての壁が崩れだし、歴史的な対話が始まっています。そして、私たちは原罪の影響で奴隷状態だというキリスト教の常識に、ヘブライ語原典のユダヤ的な理解を通して新しい光が当てられています。今回はこのような観点から、皆さんと共に罪について学んでみたいと思います。ぜひご参加ください。

開催日時:2017年9月30日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :石井田 晶二(聖書研究会京都集会)

テーマ:バベルの塔と世界の完成

こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。創世記11:8

現在大阪でブリューゲル「バベルの塔」展が開催され、話題になっています。
多くのクリスチャンはエデンの園でアダムが善悪を知る木の実を食べた時に人類は最悪の状態に陥ったと考えていますが、メシアニック・ジューであるレオン・マジン師はバベルの塔の時が人類の「どん底」で、それから世界は回復に向かっていると語っていました。今回はバベルの塔の事件を通して、世界の完成について考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2017年8月26日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 石井田エヴェリン&輝都

テーマ:人間くさい預言者ヨナ

ヨナ 1:1 主の言葉がアミッタイの子ヨナに臨んで言った、 1:2 「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって呼ばわれ。彼らの悪がわたしの前に上ってきたからである」

夏が終わり秋になるとイスラエルでは新しい1年が始まります。
ロッシュ・ハシャナ(ユダヤ歴の新年)の10日後にユダヤ人にとって最も神聖なヨム。キプール(大贖罪日)という 祭があるのですが、この日にシナゴクではヨナ書が読まれます。この重要な時にユダヤ人民族ではなくアッシリアの ニネベでという異邦人に関する預言書が読まれるのは、この重要な時にユダヤ民族ではなくアッシリアのニネベという 異邦人に関する預言書が読まれるのは、興味深い事実です。

もう1つのヨナ書の面白さは預言者の人間味です。私たちは預言者と聞くと、神から選ばれた聖人君子ではないかと考えます。
しかしヨナはそのような模範的な預言者ではありません。神を恐れながら従う事を望まず、 しかも頑なで怒りっぽい―最も「ユダヤ的な」預言者といえるかも知れません。2017年のヨム・キプールは9月29日ですから 約1月前ですが、みなさんとこの一風変わったヨナ書について学んでみたいと思います。
超正統派出身のメシアニック・ジューと異邦人のカップルが語ります。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2017年7月22日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 坂本 進(聖書研究会京都集会)

テーマ:旧約から見た十字架

万軍の主の熱心がこれをなさるのである。イザヤ書 9:7

●「主の熱心」は原語では「キヌアット・アドナイ」。「主の熱情」とも訳され、「ねたみ」や「嫉妬」も意味します。
●この、神のほとばしるような情熱、「キヌアー」(キヌアット)は、旧約聖書に何十回も現れます。
●神はなぜ、こんなにも「熱心」にイスラエルを愛するのでしょうか?
●神はその「熱心」で、エジプトから、そしてバビロンから奴隷状態だったイスラエルを贖い、解放しました。
●二度のエクソダスを実行した神によって、御子イエスを通して三度目の「エクソダス」が進んでいます。
皆さんと共に学びたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2017年6月24日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 草山 かおり(イスラエル在住)

テーマ:1シケルの贖いの意味  正統派ユダヤ教徒たちとの対話で分かち合ったこと

すべて数に入る者は聖所のシケルで、半シケルを払わなければならない。
一シケルは二十ゲラであって、おのおの半シケルを主にささげ物としなければならない。  出エジプト記 30:13

●講師はイスラエルに長年滞在し、正統派ユダヤ教の人たちに交じり直接にヘブライ語原典で学んだ日本人の女性。
●異邦人が普段読み過ごしてしまうこの箇所に、驚くべき「贖いの原則」が記されています。大変重要な贖いの原点について証しします。
●もし時間があればダニエル書5章、サムエル記下24章、ヘブル書8~10章を読んでご参加いただくと、よりよく理解できます。
皆さんと共に学びたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2017年5月27日 (土) 午後1時30分~4時

講師:橋場 恵一(聖書研究会東京集会)

テーマ:「新しくなった」とは?

だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。 古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。
コリント人への第二の手紙 5:17

パウロはこのように明言していますが具体的に何がどのように新しくなったのでしょうか?
果たして私たちはこの事実を受け取っているのでしょうか?
今回は「悔い改め」という言葉を通して、これらの事を皆様とともに話し合って行きたいと考えています。 ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2017年4月15日 (土) 午後1時30分~4時

講師:石井田 晶二(シオンとの架け橋・聖書研究会)

テーマ:ユダヤ人が見た「イエス」

彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった。ほふり場にひかれて行く小羊のように、また毛を切る者の前に黙っている羊のように、口を開かなかった。 イザヤ書53:7

今、エルサレムのイスラエル博物館で、ユダヤ人が描いたイエスの絵の展覧会が開かれています。シャガールをさきがけに、今は多くのユダヤ人芸術家がイエスを描いているのです。そして多くのイスラエル人が訪れ、かつては「民族の敵」で「裏切者」の絵を静かに鑑賞しているのです。
そしてそれらの絵には、クリスチャン画家の描いた絵とは大きな違いがあります。今回はその違いから見えてくる、イスラエルの存在の意味について皆さんと学んでみたいと思います。
他にも最新のイスラエルと、メシアニック・ジューの情報をお話しします。ぜひご参加ください。

開催日時:2017年3月25日 (土) 午後1時30分~4時

坂本 進(聖書研究会京都集会)

テーマ:南北に分裂した王国に翻弄されたイスラエルの民

預言(幻)がなければ民はわがままにふるまう、しかし律法を守る者はさいわいである。 箴言29:19

ソロモンの死後分裂した、イスラエル(北王朝)とユダ(南王朝)は、性格がまるで違います。北王国は聖書や預言から外れた政治で国民を狂わせ、その結果滅ぼされてしまいました。その時民たちがとった不思議な行動を、聖書からともに学びましょう。

開催日時:2017年2月25日 (土) 午後1時30分~4時

講師:石井田 晶二(聖書研究会京都地区)

テーマ:「個」から「ひとつ」へのパラダイムシフト
カインとアベルの物語から学ぶ神の御心

主はアベルとその供え物とを顧みられた。しかしカインとその供え物とは顧みられなかった…… 創世記4:4-5

供え物が顧みられなかったカインと、顧みられたアベル。この物語を読むと、我々は二人の行動や供え物を比較して、どうして自分の「供え物」が顧みられるかを考えます。しかし、この場面で神はこの兄弟に、どのような行動を望んでおられたのでしょうか。
今回はこの事件を通して、本来あるべき神と人の、そして人と人の関係について皆さんと考えてみたいと思います。ぜひご参加ください。

開催日時:2017年1月28日(土) 午後1時30分~4時00分

講師:石井田 直二(シオンとの架け橋代表・聖書研究会牧師)

テーマ:十二小預言書と終末預言

旧約聖書の最後に並ぶ短い12の預言書には、多くの重要な預言が隠されています。たとえば、仮庵の祭を祝うために諸国民がエルサレムに上るという預言(ゼカリヤ14章)が成就することなど、百年前には夢物語でしたが、今や多くの国々の代表がエルサレムで毎年、仮庵の祭りを祝っています。
第一神殿時代の末期から第二神殿時代の始まりにかけて活動した十二人の預言者の言葉から、私たちはとても多くのことを学ぶことができるのです。 LCJEニュースに十二小預言書シリーズを連載中の石井田直二が、十二の書を貫く主題を、わかりやすく解説します。
ぜひご参加ください。

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