過去の会 【 京都地区 2018年 】

開催日時:2018年12月15日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 石井田 新 (シオンとの架け橋・聖書研究会東京地区)

テーマ:2600年前からのメッセージ ―エゼキエルから現代のクリスチャンへ

わたしは新しい心をあなたがたに与え、新しい霊をあなたがたの内に授け、あなたがたの肉から、石の心を除いて、肉の心を与える。 (エゼキエル 36:26)

旧約聖書の三大預言書のひとつのエゼキエル書。約2600年前に書かれた預言が西暦2018年の今、成就しようとしています。11月はその預言の最前線に立っているメシアニック・ジューのヨセフ・シュラム師が来日され、エゼキエル書についてのセミナーが各地で開催されました。
そのメッセージも踏まえながら、皆さんと一緒にエゼキエル書について学びましょう。もちろん、ヨセフ・シュラム師のメッセージを聞けなかった方にも参考になる会になればと思っております。
次世代の講師が語ります。ぜひご参加ください。

開催日時:2018年11月17日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 石井田 晶二 (シオンとの架け橋・聖書研究会京都地区)

テーマ:イスラエル人と交流して見えてきた「ねたみ」を起こさせる方法

では、尋ねましょう。彼らがつまずいたのは倒れるためなのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、彼らの違反によって、救いが異邦人に及んだのです。それは、イスラエルにねたみを起こさせるためです。 (ロマ11:11)

2年前からイスラエル人の旅行者をホストする活動を始めて、多くの未信者のユダヤ人の若者と語り合うことができました。その結果見えてきた、イスラエルに帰ったユダヤ人がかかえる苦しみとその解決の道、そしてパウロが異邦人に伝道することによって起こさせようとした「ねたみ」についてお話したいと思います。ぜひご参加ください。

開催日時:2018年10月27日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 坂本 進(シオンとの架け橋・聖書研究会京都地区)

テーマ:あなたはヤムニア会議で何が起きたか知っていますか?

AD70年の第一次ユダヤ戦争により壮麗なエルサレムの町は第二神殿とともに焼け落ち、ユダヤ人は世界に離散していきました。戦火から逃れたパリサイ派のラビたちは、神殿犠牲などの祭儀ができなくなったユダヤ民族の消滅をふせぎ歴史と文化を守るため、ローマ当局の許可を得て海岸沿いの町ヤムニアにユダヤ教の研究施設を設けました。そして、シナゴークを中心にした生活規範など多くの規定を定めていきました。また、ユダヤ暦を計算し、数多くあった聖典を整理編纂して、当時よく使われていた「セプトゥアギンタ」(ギリシャ語70人訳旧約聖書)など数多くの資料を除外し、正典として選ばれた39編を「律法」「預言」「諸書」の三つに分け、現在も使われているヘブライ語旧約聖書が完成したのです。それらの決定事項の中に、その後約二千年にもわたるキリスト教とユダヤ教との対立に導いた重要な決定も含まれていました。
敵対関係だった両者の間に、新しい風が起きていることも知ってください。共に学びましょう。

開催日時:2018年9月22日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 石井 秀和(東京渋谷福音教会)

テーマ:イスラエルへの祈りと支援の歴史―あなたの教会のルーツも親イスラエルだったかも?

「イスラエル・ユダヤ人のための祈りと支援は……四百年以上続く福音主義クリスチャン本流の運動です。」(川端光生牧師による「推薦のことば」より)
あなたは、クリスチャンのイスラエルへの活動は、最近始まった一部のクリスチャンのものと考えておられないでしょうか?しかし、実際にはピューリタンなど福音派の主流を巻き込んだ、幅広い活動だった時期がありました。ユダヤ人神学者であるダニエル・ジャスター博士のこの歴史に関する著書「イスラエルへの情熱」が、最近日本語で出版されました。この本の日本語への翻訳者が、多くのクリスチャンが持っていたイスラエルへの情熱について語ります。

開催日時:2018年8月25日 (土) 午後1時30分~4時

講師 : 西部 賢一(JECA一宮福音教会)

テーマ:新約聖書におけるヘブル語の重要性

旧約聖書の原典はヘブル語、新約聖書はギリシア語であることは知られています。最近良く “新約聖書ヘブル語原典説" を聞きますが、二千年前の原典が発見されない限り結論はでません。
さて新約聖書の聖句で、ギリシア語では意味不明でも、ヘブル語の原文を推測すると意味が見えてくることが良くあります。例えば新改訳聖書のヘブル書9:15の「契約」と16節の「遺言」は、欄外注でギリシャ語では同じ単語であることがわかります。ヘブル語の「契約」にふさわしいギリシア語がなかったので「遺言」しか意味しない「ディアセーケー」にヘブル語の「契約」の意味をもたせたのです。それでヘブル書9章をギリシア語で読むと混乱します。もちろんヘブル語聖書では「契約」と「遺言」は別の言葉です。文化の全く異なるギリシア語でユダヤ的思想を表現するのは、とても困難なのです。
ギリシア語とヘブル語の「複眼」で、新約聖書から宝を掘り出しましょう!

開催日時:2018年7月28日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :石井田 晶二(聖書研究会)

テーマ:ロマ書が教える「義とされた」あとの歩み

わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。ローマ人への手紙7:24

ローマ人への手紙の5章の冒頭で、パウロは「信仰によって義とされ」、6章では「罪から開放され」たと宣言します。ところが7章の終わりでは、罪によって絶望のどん底に落ちているように見えます。「だれが、この死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか。」と叫ぶのです。パウロが目指していたものを理解すると、この一見矛盾しているように見える言葉が示すものが見えてきます。
7月は皆さんとともにローマ人への手紙を学んでみたいと思います。ぜひご参加ください。

開催日時:2018年6月30日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :石井田 新(聖書研究会)

テーマ:聖書の神は愛の神か裁きの神か ―性格が変わった神!?―

主は、愛する者を、戒められるからである、あたかも父がその愛する子を戒めるように。箴言 3:12

聖書の神について聞いたことがある方は、『神は旧約聖書では怖くて残酷で、新約聖書では優しい』というイメージを持っておられないでしょうか。クリスチャンの方でも、新約聖書と旧約聖書で神の印象が違い、日本では特にその傾向が強いと思われます。イエス・キリストの誕生を機に、神は優しくなったと思われがちです。律法と裁きで人間に厳しく接するイメージのある、旧約聖書に書かれている神について一緒に考えてみませんか。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2018年5月26日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :牟田 賢(聖書研究会・京都集会)

テーマ:イスラエル! 大丈夫なの? なんで危ない所に行くの?

主よ、わたしに敵する者のいかに多いことでしょう。 わたしに逆らって立つ者が多く……                  詩編3:1

シリア情勢、ガザからの砲撃、国連のイスラエル非難決議……四方八方から苦しめられるイスラエル!しかしそれでも、クリスチャンを中心に多くのイスラエルを愛する人々がいます。
世界中から非難を浴びながらもイスラエルが愛される理由を、イスラエルを旅した一人のクリスチャンがその体験から語り、話し合いの時も持ちたいと思います。ぜひご参加ください。

開催日時:2018年4月28日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :接木 一枝氏

テーマ:パレスチナに隠れている深い闇。

あなたの神、主が与えて獲させられる地で、あなたが継ぐ嗣業において、先祖の定めたあなたの隣人の土地の境を移してはならない。(申命記19:14)

「パレスチナ国家」を創設する上で、近年「パレスチナ」に「国家の地位」を与える国連総会決議案が承認された。
パレスチナ人は、外国人の友人に個人的な意見を求める。特に、外国人の友人がキリスト者と分かっている場合は「○○人のキリスト者としての、あなた自身の意見を聞きたい」と必ず質問する。そして、回答することを回避すると、パレスチナ人との信頼関係の終わりを告げる。賛成、反対のどちらの答えでも、様々な人間関係に歪を産みだす可能性は極めて高い。
主に回答を求めた時、主は聖霊を通して回答を示された。主が啓示された聖句を伝えると、パレスチナが抱え混迷するブラックボックスの深い穴の問題に友人のパレスチナ人も納得し、沈黙した……
今回は、パレスチナ自治区に滞在し活動しているクリスチャンの講師を招き、語っていただきます。ぜひご参加ください。

開催日時:2018年3月24日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :石井田 晶二(シオンとの架け橋)

テーマ:この目で見た「エルサレムの今」

「あなたの足のくつを脱ぎなさい。 あなたが立ってる所は聖なる所である。」  ヨシュア記 5:15

トランプ大統領が現在テル・アビブにあるアメリカの大使館をエルサレムに移動する事を発表してから、エルサレムに注目が集まっています。世界中から反対の声が上がっていますが、最終的にはエルサレムがイスラエルの、そして世界の首都となることが聖書には預言されています。
このような状況下で、講師は2月中旬にイスラエルを訪問しました。エルサレムの現状や急激に変化しているイスラエル社会、そしてメシアニック・ジューの現状などをレポートし、話し合いの時を持ちたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2018年2月24日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :石井田 直二(聖書研究会神戸集会)

テーマ:ぶどう園の労働者

「自分の賃銀をもらって行きなさい。 わたしは、この最後の者にもあなたと同様に払ってやりたいのだ」。 マタイ伝20:14

行いによって救われるのではなく、ただ信仰のみによって救われるというのは、パウロが語った重要な新約の原理です。つまり、永遠の命が、私たちの努力に対する報酬ではなく、一方的な恵み、つまり「タダ」でもらえるというわけです。
その一方でイエスは、多くの「労働者」の例話を語っています。今回取り上げる「ぶどう園の労働者」は、何度かに分けて雇われた労働者が、みんな同じ賃金をもらうという筋です。この例話で語られているのは、明らかに、「報酬」です。
よく読んでみると、この例話には、神の恵の本質、ユダヤ人と異邦人の役割の違い、先に救われた者の責任、そして現代のクリスチャンに対する重要な指針が隠されています。それは収穫の時、すなわち今の時代を暗示しているからです。共に聖書に学びましょう。

開催日時:2018年1月27日 (土) 午後1時30分~4時

講師 :橋場 恵一(聖書研究会東京集会)

テーマ:「新たに生まれる」とは?

それとも、あなたがたは知らないのか。 キリスト・イエスにあずかるバプテスマを受けたわたしたちは、 彼の死にあずかるバプテスマをうけたのである。  ローマ人への手紙 6:3

聖書はわたしたちに、「新たに生まれる」ことを勧めています。それは、「私」の実体、すなわち、神が目的を持って創造された「人」の実体を正しく認識し、身につけることを意味しています。
イエスは宣教を、「悔い改めよ」と呼びかけることから始めました。1月の例会は、この言葉を通して上記の聖句が語っている具体的な内容と、何が求められているかを皆さんと共に学びたいと考えています。ぜひご参加ください。

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