過去の会 【 大阪地区 2017年 】

開催日時:2017年12月9日 (土) 午後1時30分~4時

講師:石井田 直二(シオンとの架け橋:代表・聖書研究会:牧師)

テーマ:『日本におけるユダヤ人伝道の可能性』

ユダヤ人伝道は、イスラエルに行ってするものであり、普通のクリスチャンにできることは、祈りと献金だけだ、という認識があったと思います。
しかし、11月にLCJE日本支部が開催した、「2017年 東アジア・ユダヤ人伝道カンファレンス」で、全く新しいパラダイムが提示されました。
海外から集まった、ユダヤ人伝道の第一線で活躍する人々は、支援献金を集めに来たわけではありません。みんな日本でユダヤ人伝道ができると考えて、やって来たのです。
「日本はユダヤ人にとって非常に魅力のある国。皆さんが語れば、彼らは福音を信じるだろう。日本のクリスチャンは、自分たちの力を知らない」との発言も。実際、ユダヤ人旅行者に対する宣教を成功させているニュージーランドよりも、日本を訪れるユダヤ人観光客の方が多いのです。
実際に、日本でどのような伝道活動が可能なのかを、11月の会議の報告を交えて、考えてみたいと思います。

開催日時:2017年11月23日 (木・祝) 午後1時30分~4時

講師:石井田 晶二(聖書研究会京都集会)

テーマ:ヘブル・クリスチャンとメシアニック・ジュー

イスラエルで進む「初代教会」の回復

長年にわたって、キリスト教とユダヤ教には「共通」の認識がありまし た。それは、「ユダヤ人はイエスを受け入れるとユダヤ人ではなくなる」という考え方です。しかし、イエスはユダヤ人として生まれて宗教的なユダヤ人として生活し、使徒たちもすべてユダヤ人でした。19世紀ごろからイエスを信じてもユダヤ人であることを重視するヘブル・クリスチャン、続いてメシアニック・ジューがあらわれましたが、これらは初代教会のユダヤ人信者の在り方を「回復」する重要な働きだと言えます 。

ヘブル・クリスチャンとメシアニック・ジューの現状、イスラエルで進む「初代教会」の回復についてお話しいたします。ぜひ、ご参加ください。

※講師が変更になりましたのでご注意ください。またチラシには11月23日(金祝)と記載されていますが11月23日(木曜日・祝日)に開催されますので、お間違えの無いようにお願いいたします。

開催日時:2017年10月14日 (土) 午後1時30分~4時

講師:石井田 晶二(聖書研究会京都集会)

テーマ:バベルの塔とひとりの新しい人

こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。創世記11:8

大阪で開催され話題になったブリューゲル「バベルの塔」展が、終わろうとしています。
今夏、台湾で開催された、AMF2017台湾大会を通して啓発された導きを加えてテーマを解説させて頂きます。
多くのクリスチャンはエデンの園でアダムが善悪を知る木の実を食べた時に人類は最悪の状態に陥ったと考えていますが、メシアニック・ジューであるレオン・マジン師はバベルの塔の時が人類の「どん底」で、それから世界は回復に向かっていると語っていました。今回はバベルの塔の事件を通して、ひとりの新しい人と世界の完成について考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:2017年9月9日 (土) 午後1時30分~4時

講師:ナ・スンギュ牧師(米国サクラメント在住)通訳:石井田直二

テーマ:アジア諸国、特にイスラム教国であるインドネシアで進んでいる神の御業について

師はメシアニック運動にも理解が深く、アジアでの私たちの活動も、様々な面でご協力いただきました。
ナ・スンギュ牧師は、米国を拠点とするパウロとシラス・ミニストリーの指導者で、1996年にティックン・ミニストリーズで按手を受け、1997年に、韓国のハンサラン宣教会から米国にいるアジア系移民への宣教のために派遣されました。
その後、モンゴル、カンボジア、タイ、北朝鮮、インド、ネパール、およびインドネシアで、農業や環境関係の支援による宣教活動に従事されました。
インドネシアは世界最大のイスラム教国で2億人のイスラム教徒がいますが、数千万人の多くの熱心なキリスト教徒もいます。特にスラウェシ島(セレベス島)北東部のミナハサ地区は人口の60%がキリスト教徒なのです。ナ・スンギュ牧師は、彼らにイスラエルを愛するように教え、2014年にはTJC2(第二エルサレム会議に向けて)というメシアニック関連の聖会が開催されました。
セミナーでは、アジア諸国、特にイスラム教国であるインドネシアで進んでいる神の御業について語っていただきます。

開催日時:2017年8月19日 (土) 午後1時30分~4時

講師:ダニエル・スターン氏(ネティブヤ:エルサレム:若き役員)

テーマ:新世代のメシアニック・ジュー

今回は、「キリストの再臨」のキーを握るメシアニック・ジュー。その新しい潮流を秘めた「サブラ」からの証をお聞きしたいと思っています。

70年代に世界の各地で呼び起こされた、第一期のメシアンニック・ジューの出現には、尊い長期に亘る命がけの、異邦人クリスチャンの祈りが積まれた結果が、神の御手を動かせた事によると言われています。世界のメシアニック運動は、ジーザス・ムーブメントの時期に救われて、運動を推進して来た第一世代のメシアニック・ジュー指導者から、第二世代の人々へと世代交代が進んでいます。今回は、その一人の当事者から今の現地での生の情報を告白してもらいます。

イスラエルでは、欧米で信仰を持ってアリヤー(帰還移民)した人々から、イスラエル生まれ(サブラ)で、イスラエルで救われた人々へと、運動が引き継がれつつあります。その中で、どのような変化が起こりつつあるのか、移民世代と、サブラ世代の違いは何なのか、サブラ世代のリーダーの1人であるダニエル・スターン氏に語っていただきます。

ダニエル・スターン氏は、ネティブヤにおいてユダ・バハナ師の補佐役として、様々な企画に関わっておられます。なお、ダニエル・スターン氏の父であるデイビッド・スターン博士は、広く使われている「ジューイッシュ・ニュー・テスタメント」の著者としても知られる高名なメシアニック神学者です。博士はネティブヤのメンバーで、ヨセフ・シュラム師と共に道を切り開いて来たパイオニアだと言えます。

今回は、AMF台湾大会でメッセージを語るために極東を訪れ、その帰りに日本にも立ち寄っていただくことになりました。日程の関係で、ダニエル・スターン氏の日本での公開セミナーは大阪だけでの開催となります。再臨の主を迎える準備が進むエルサレムで活躍する、若きメシアニック・ジュー運動指導者のメッセージを、ぜひお聞き下さい。

シオンとの架け橋・聖書に学ぶ会 特別セミナー

開催日時:2017年7月8日 (土) 午後1時30分~4時

講師:坂本 進(シオンとの架け橋:スタッフ・聖書研究会:京都地区会員)

テーマ:謎の北イスラエルの失われた十族と隠されていた聖書からの証言

その日には、ユダの家はイスラエルの家と一緒になり、北の地から出て、 わたしがあなたがたの先祖たちに嗣業として与えた地に共に来る。
(エレミヤ3:18)

1) 預言(約束)を無視した南北の王朝が、民を狂わせて約束の地をも滅ぼした。
2) そのとき民がとった不思議な行動により、新約時代の基礎が作られた。
3) 混乱した南と北十族について、聖書に由って導かれて確証を与えられる。
4) しかし神の深い約束の御心は人の思いを遥かに超えて成就して行く。

以上の四項目を皆様と共に学んで見たいと思っています。

開催日時:2017年6月10日 (土) 午後1時30分~4時

講師:石井田 晶二(シオンとの架け橋・聖書研究会)

テーマ:ユダヤ人が見た「イエス」

彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった。ほふり場にひかれて行く小羊のように、また毛を切る者の前に黙っている羊のように、口を開かなかった。 イザヤ書53:7

今、エルサレムのイスラエル博物館で、ユダヤ人が描いたイエスの絵の展覧会が開かれています。(上の写真)シャガールをさきがけに、今は多くのユダヤ人芸術家がイエスを描いているのです。そして多くのイスラエル人が訪れ、かつては「民族の敵」で「裏切者」の絵を静かに鑑賞しています。
そしてそれらの絵には、クリスチャン画家の描いた絵とは大きな違いがあります。今回はその違いから見えてくる、イスラエルの存在の意味について皆さんと学んでみたいと思います。
他にも最新のイスラエルと、メシアニック・ジューの情報をお話しします。ぜひご参加ください。

開催日時:2017年4月8日 (土) 午後1時30分~4時

講師:村井 功(聖書研究会:大阪地区員)

テーマ:時のしるしを見分ける

「・・・時のしるしを見分けることができないのか」。(マタイ16:3)

普段は仲の悪いパリサイ人とサドカイ人が伴って、主を試みようとしてきた。主の答えは「ヨナのしるし」の他には何も与えられないと言う、言葉に裏に秘められ御思いは如何なものだったのでしょか。異邦人の都会ニネべでの事績が、唯一の「徴」だったと、何故、主はいわれたのでしょうか。
ここには、主の深い大きな嘆息が漂って来ている事が想像されます。我々クリスチャンは現在では、主と同じ国籍の者とされています。在世当時のユダヤ人と同じ、無感覚を神に押し付けているのではないでしょうか。最近アメリカの監督によって「沈黙」が映画化されました。沈黙しているのは神でしょうか。我々人類の方ではありませんか。天変地異の大災害が起こされても、只、人間側の事だけを大声で叫んでいます。我々クリスチャンこそ、生ける真の神に通じる真の返事をしなければなりません。この事を皆様と一緒に聖書に学びたいと願っています。

特別セミナー:イスラエル回復のための韓国と日本の使命
開催日時:2017年3月11日 (土) 午後1時30分~4時

講師:ジェイコブ・リー師(LCJE韓国支部 コーディネイター)

通訳:石井田直二(シオンとの架け橋代表・聖書研究会牧師)

イスラエルから見て「東の果て」である韓国と日本。あまり関係が良くない、この2つの国のクリスチャンたちが協力してイスラエル回復のために働いていることは、ユダヤ人に対する大きな証になっています。
全く国民性が違うからこそ、共に働くことで互いに補い合って、大きな力が発揮できるのです。

講師のジェイコブ・リー(Jeong Jacob Lee)師は、昨年に発足したLCJE韓国支部のコーディネイターで、11月 に開催される「東アジア・ユダヤ人伝道カンファレンス」のために来日されました。
リー師は、LCJE韓国支部だけでなく、TJCIIや、IMNなど多くの活動の国際コーディネイターを務めておられます。昨年には、AMFイスラエル・ツアーにもご参加いただきました。リー先生は、韓国における私たちの重要なパートナーの1人です。
イスラエルを愛する韓国と日本のクリスチャンは、これから、どのように共に働いて行けばいいのか。リー師に語っていただきます。ぜひともご参加ください!

開催日時:2017年2月11日 (土・祝) 午後1時30分~4時

テーマ:聖書から学ぶ 結婚

日本人の結婚式の大半はキリスト教式。でも、結婚についての聖書の教えは、あまり知られていません。 そこで、多くの一流ホテルで結婚式を司式して来られたビアレック師に、語っていただきます。

開催日時:2017年1月14日 (土) 午後1時30分~4時00分

講師:笠木 重勝(シオンとの架け橋:スタッフ・聖書研究会:大阪地区員)

テーマ:ヨハネによる福音書に見る「世の救い」

すべての人を照すまことの光があって、世にきた。 彼は世にいた。そして、世は彼によってできたのであるが、世は彼を知らずにいた。(1章 9・10節) わたしがきたのは、この世をさばくめではなく、この世を救うためである。(12章47節b)
それがきたら、罪と義とさばきについて、世の人の目を開くであろう。罪についてと言ったのは、彼らがわたしを信じないからである。義についてと言ったのは、わたしが父のみもとに行き、あなたがたは、もはやわたしを見なくなるからである。さばきについてと言ったのは、この世の君がさばかれるpからである。(16章8~11節)

「世」が造られた目的と、父がイエスを「世」に遣わされた意図、父とイエスとわたしたちが完全に一つとなるためである事を知り、又、父がイエスを遣わされたのは、父がわたしたちを愛された事を「世」が知るためであった。これらことを、ヨハネ福音書を通してお話させて頂きたいと思います。

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