ユダヤ人の『メシア/メシアニック』観 ―その発生と発展、そして現在
女はイエスに言った、「わたしは、キリストと呼ばれるメシヤがこられることを知っています。そのかたがこられたならば、わたしたちに、いっさいのことを知らせて下さるでしょう」。イエスは女に言われた、「あなたと話をしているこのわたしが、それである」。(ヨハネ4:25,26)
クリスチャンなら誰もが知る、この会話。1世紀の時点でユダヤ人やサマリアびとが、庶民レベルまで一つのメシア観を共有していたことを物語っているのですが、これは驚くべきことでもあります。私たちクリスチャンは新約聖書をとおして旧約聖書を読み解くために「メシア」は旧約聖書にはっきりと預言されていると考えますが、それらの預言は旧約聖書だけで読み解くことは困難だからです。
イザヤはペルシャのクロス王を「メシア」(油そそがれた者)と呼び、その後ユダヤ人たちはイエス以外の多くの人を「メシア」と信じて期待を裏切られてきました。そして、シオンとの架け橋のニュースレターでもお知らせしたように、最近イスラエルのマスコミはネタニヤフ政権の一部である極右正統派の政治家や支援者を「メシアニック」と呼んでいます。
ユダヤ人の中で、「メシア」はどのように生まれ変化していったのでしょうか。そして現在のユダヤ人たちにとって「メシア」や「メシアニック」は何を意味しているのでしょうか。皆さまと学んでみたいと思います。ぜひご参加ください。
日時:8月20日(日)19:00-20:30
テーマ:ユダヤ人の「メシア/メシアニック」観 ―その発生と発展、そして現在
講師:在イスラエルスタッフ
シオンとの架け橋 高校卒業後すぐにイスラエルに渡り、大学で聖書考古学とユダヤ教、新約聖書について学ぶ。卒業後ガイド学校で学び、ヘブライ語でのガイド資格を取得。
学業のかたわらエルサレムのコングリゲーションで奉仕し、現地の女性と結婚。シオンとの架け橋の現地スタッフと、観光ガイドとして活動中。
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